[[伝統の和雑貨]日本人の趣味を表す、東海道の石畳を連想する乱寄せ模様が原点の箱根寄木細工、その原点は正倉院の木画箱
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日本人の趣味、箱根寄木細工
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◆箱根寄木細工のルーツ

錦秋の古都奈良”正倉院展”

 
  10月下旬から11月初め、古都奈良では毎年”正倉院展”が開かれます。夜行ハイウェイバスに乗り、早朝「奈良ホテル」の朝粥をいただき、東大寺から奈良国立博物館へ !全国から大勢の美術ファンが集まります。
 
  開館前に並ぶ前後のお客さまはのお話では、錦秋の奈良の散策を兼ねて訪れる人も少なくありません。
 錦秋の奈良めぐりはたくさんありますが、古代のロマンを偲ぶ古道の散策がおすすめです。”古道山辺の道”には、日本最古の神社といわれる大神神社(おおみわじんじゃ)や日本の考古学者がいちばん興味を持っている箸墓(はしはか) があります。
 
 
 
・日本最古の大神神社(おおみわじんじゃ)
 
 
・古都奈良の正倉院展
 
 

寄木細工の原点、奈良正倉院の木画箱(もくがのはこ)

 
 東大寺の正倉院には聖武天皇(701〜756)のご遺愛品を中心とした宮廷用品が納められています。
これら宝物は長らく勅封されて一般の目に触れることはありませんでしたが、正倉院には日本の伝統工芸のルーツがあります。
 
 箱根寄木細工のルーツは正倉院の木画箱(もくがのはこ)と言われています。展示されていた「檳ろう木画箱」は、長方形の印籠蓋造(いんろうふたつくり)、床脚付の献物箱で、檜の心材の表面を木画で飾っています。
 蓋表は黒檀(こくたん)の界線で区画し、面取り部には檳樃樹(びんろうじゅ)を嵌め、中央部には、ビンロウジュ・クワ・ツゲ・シタンの菱形の小板を嵌めて石畳状の幾何学文を表しています。
 これら木画には、黒斑(くろまだら)の多いビンロウジュ、褐色のクワ、淡褐色のツゲ、黒紫色のシタン等色目のちがう木材がたくみに組み合わされてモザイク文様の効果をあげています。
 
 有色天然木材を寄せ集めて、モザイク模様に仕立て上げた木画箱(もくがのはこ)は箱根寄木細工の考え方とまったく同じです。
 寄木細工の始祖といわれる石川仁兵衛(にへい)(1790〜1850)は古代の寄木の発想を受けついた希有の職人です。
 
 
 
・檳ろう木画箱(びんろうもくがのはこ)
[平成2年正倉院展より](中倉)
・石畳状の木画箱
 
 
・石畳を連想させる乱寄木
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