[和みいちばん]時代を超えた伝統の和雑貨!大館曲げわっぱを訪ねて「国の宝は山なり、山の衰えはすなわち国の衰えなり」
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◆大館曲げわっぱを訪ねて

「国の宝は山なり、山の衰えはすなわち国の衰えなり」

 秋田県北東部にある大館市。大館能代空港から乗合バスで鷹巣町、田代町を通り約60分JR大館駅に着きます。周辺の山並みは緑があふれ、「曲げわっぱ、きりたんぽ、比内地鶏また渋谷の忠犬ハチ公のふる里」で知られています。
 代々の秋田藩を支えた秋田杉には、「国の宝は山なり、山の衰えはすなわち国の衰えなり」 の教えがあり、今も人々にまもられています。ここ大館市は米代川上流随一の美林といわれました。
  現在の「天然秋田杉」は日本の人口植林政策また高度経済成長期の伐採が進み、保護林、風景林を含めて5000ha程度を残すのみで貴重な資源です。
 
JR大館駅前。日本犬では「秋田犬」が最初の天然記念犬に指定。忠犬ハチ公は大館市の生まれ
 
秋田藩藩祖佐竹義宣、家老渋江政光は、「秋田杉」の保護に力を注ぎ「国の宝・・・」の教えを残した。
 
 
天然秋田杉を生活用品に集約した工芸、「曲げわっぱ」
 この地域にすむ人々は、杉を植え、育て、杉を生かす固有な文化を創造しました。 曲げわっぱの起源ははっきりしませんが、樵(きこり)が杉の木地で曲げ物の容器を作ったことに由来するといわれています。生産が盛んになったのは、江戸初期、大館佐竹家が下級武士の副業として奨励したものです。
 曲げ物細工は、木の素材そのものの特質を生かす技法で、「曲げわっぱ」は天然秋田杉の柾目(まさめ)板を薄く板取りし曲げ、円形、楕円形などにし桜皮で縫い止めし、蓋に板を張り容器に仕立てます。
 天然秋田杉の木目、木肌、色、香りを生活用品に集約した工芸、「曲げわっぱ」。
 木の素地の白い肌が自然の温もりを伝え、日本の生活用品として広く使われる。
 
杉の柾目薄板を小判形に曲げて桜皮で綴じる。蓋と底を付した覆い蓋作りで、その昔の「覆蓋作り手箱」と相通じる
 
 
   
曲げ物といえば大館曲げわっぱ!
  曲げ物細工の発祥は、奈良時代にまでさかのぼるといわれます。
  まず木材を薄く剥いで煮ることによって曲げても割れないくらいに十分柔らかくします。そして手で曲げた後,木材等で作った型枠やひもなどを使って固定し,形を保ったまま乾燥します。こうして作られた桶やひしゃくなどが「曲げもの」と呼ばれます。
 地域的、伝統的な違いから,当然手法も異なる形で発達しましたが,水と熱によって柔らかくして曲げ,乾燥して固定するという原理は同じです。これらは職人芸で,現在に至るまで訓練を積んだ職人の手によって優れた製品が作られています。
 現在、「曲げ物=わっぱ」と言われますが、大館曲げわっぱは、天然秋田杉が育んだ曲げ物の代表的な伝統工芸です。
 
曲げわっぱの原点は、野外の作業に持ち歩く、曲げ物で作った大型の弁当箱。
 
 
 
 
 
 
 
 
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