店長の部屋へようこそ!
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こんにちは!
「和みいちばん」店長の加藤久満です。
創造性豊かな手作りの一品一品には厳しさと優しさが宿り、大量生産にはない温もりがあります。
物づくりに注ぐたぎる力、新しい工芸を目指す若い力、伝統を受け継ぐ匠の力。地域に根ざし地域の人々に支えられ地域固有の文化を作り上げた職人!
当店は名を残さず、技を残す職人芸をご紹介しています。 |
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おすすめ和みの日 |
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毎月和みの日を作りませんか。
和みいちばんは、毎月7日、5日、3日を和みの日としています。この日は「ありがとうの感謝とついてりの幸運の日」です。目標とかノルマなど忘れ、自分にやさしくストレスを笑い飛ばす日です。 |
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いつの時代にも面白いものを作り探す |
明治二十三年に通信記者として来日し、武家の娘小泉節子と結婚、明治二十九年に
帰化し小泉八雲と改名したラフカディオ・ハーンは、その卓越した鑑識眼で日本人論
を展開しました。
小泉八雲の言葉を借りると
”不思議なこの国、日本。日本人の生活の類まれな魅力は世界のほかの国では
見られないものである。
この国の人は、いつの時代も面白いものを作ったり、探したりして過ごした。
物を見て楽しませることは、日本人の人生の目的であるかのようだ。
もし面白いものが現われてこないなら、それを見つける旅に自分の方から
出かけてゆくのである。日本人は驚くほど健脚家であり、疲れ知らずの旅人だ。
もともと芸術家とは、霊的な物に導かれた職人なのだ。
ここには、買わずにいられない安い芸術品が無尽蔵にある。”
いつの時代にあっても、小泉八雲だけでなく世界の人々が
「ここには、買わずにいられない安い芸術品が無尽蔵にある」
と言わせる日本でありたいですね。
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技を残す職人芸
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人生に腰を折らない絹川さん
山を守り、技の継承に力を注ぐ石川さん
籐籠物の最後の職人、野武士の風貌の長崎さん
挽物の技を追求し、”守破離(しゅはり)”の道を歩む嶋田さん
名誉もいらず、名も入らず、ただその技を残す職人芸。 |
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手まり工房絹川さん |
箱根寄木細工石川さん |
籐工芸長崎さん |
庄川挽物嶋田さん |
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見て気持ちが良く、触って快い、そういう物に囲まれていれば
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民芸運動の推進者であった柳宗悦:やなぎむねよし(1889年〜1961年)は、
「手仕事の日本」(岩波文庫)で次のように述べています。
「日々の生活こそすべてのものの中心であります。またそこには文化の根元が潜みます。
人間の真価は、その日常の暮しの中に、最も正直に示されるでありましょう。
もしも吾々の生活が醜いもので囲まれているなら、その暮しは程度の低いものに落ちて
しまうでありましょう。
いつか心はすさみ,荒々しい潤いのないものに陥ってしまうで
ありましょう。
一国の文化はその国民の日々の生活に最も良く反映されます。
生活を深いものにするために、どうしてもそれは美しさと結ばれねばなりません。
これを欠くようでは全き生活はついに来ることがないでありましょう。」
ひとつひとつが見て気持ち良く、触って快い、そんな物に囲まれた生活が、ささやかですが素敵なライフスタイルですね。 |
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折り鶴と風呂敷
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藍てまり折り鶴 |
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折り鶴、かぶと、風船など日本の折り紙に注目した人がいます。
マイクロソフトのプロジェクトを率いるビル・ミッチェル氏はプロジェクトの名前
を「Origami(折り紙)」と名付けました。
折り紙はもちろん日本の文化ですが折り紙に ”繊細、優美、表現力が豊か”とビル・ミッチェル氏は感じました。
マイクロソフト社のソフトウェア作りは、日本の折り紙文化が目標です。 |
小風呂敷 |
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折り紙と同様、風呂敷も日本の文化です。
変幻自在に物を包み込む風呂敷!
上手に使い込むのには折り紙のようにテクニックが必要ですが、今ロハス(LOHAS)に通じる道具として注目されます。 |
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キーワードはロハス(LOHAS) |
価値をみなおそー!限りある資源(石油など)は、人類に計り知れないほどの恩恵をもたらしてきました。これらを否定することはできませんが、静かに”価値を見直そー”という動きが出ています。
エスキモーの民芸品が見直されたり自然との共生や循環を考えたりしています。地球にやさしい自然素材の価値の見直しは大事な動きですね。
宇宙が誕生してから130億年
太陽系が生まれてから40億年
この中には奇跡の星、地球があります。
消費文化が始まって50年
地球には負担が重くなって
消費文化はどうやら持続可能な文化とはいえないようです。
そんなことからロハス(LOHAS)が注目されています。 |
富山県の庄川 |
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木には様々な効用があることが分かってきました。木・竹・籐などの自然素材は不思議な力を持っています。触ってみると温かく、視覚的には木目や木肌の色に癒しの効果があり、さらに抗菌抗カビ、調湿機能、保温機能があります。
”木は呼吸している”とか”ひのきの風呂は手間いらず”とか昔の人は経験的に木の効用を知っていました。 |
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証明された漆(うるし)の伝承。漆には優れた抗菌作用があると伝えられていました。
金沢工大の比較実験によると、漆器に付着した大腸菌は24時間でほぼ死滅してしまいます。漆のウルシオールに殺菌効果があり、カビについても抗菌性が確認されました。木材ではヒノキやヒバにも明瞭な抗菌性が確認されています。大昔から使われた漆器は食器などに極めて適していることが分かりました。 |
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日用品とともに年輪を重ねるライフスタイル。木は3年以上寝かせてから製作に入ります。数年たつと赤く色づきだんだん奥深い色合いに変化します。最初にあった蒙古斑のような青っぽい箇所もスッカリ色づきまるで人の成長と同じです。
自然素材の日用品と一緒に年輪を重ねる。そんなライフスタイルは如何ですか。 |
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心のゆとりを感じて欲しい。自然素材とのふれあい、素材を生かす職人芸に感動の出会いがあります。
自然素材を味わい、日用品とともに年輪を刻み、自然の温もりに包まれ”心のゆとりを感じていただけたら!”。
お客さまのお気に入りの伝統工芸がひとつでも多く身近なものになり、お客さまのお役に立ちますように当店は日々進化してまいります。 |
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